【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参




 廊下に出ると、亜衣さんが立っていた。


「…亜衣さん、おはようございます」


 私が言うと、亜衣さんは私を見て、



「奏太は?」


「まだ寝てます」



 私が言うと、亜衣さんは声を上げた。



「まだ寝てるの!?今日、倉庫で会議あるのに!?」



 あ、そうだった!やばいじゃん!



< 310 / 321 >

この作品をシェア

pagetop