【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参



「起こしてきます!」


 私は部屋に戻って、奏太さんを起こした。



「奏太さん!起きて!起きてよ!」



 奏太さんが目をこすりながら、起き上がった。



「あ、花蓮か…来いよ」


 奏太さんが私の腕を引っ張る。


「きゃっ」


 ベッドに引きずり込まれた。



< 311 / 321 >

この作品をシェア

pagetop