【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参




「ふにっ!?



 にゃ、にゃにをっ…」





 奏太さんは私の頬を思いっきり伸ばしてから





「表情は大丈夫だな」





 その前に、




 痛いんですけどっ!





「ほら、突っ立ってないでさ…」




 あなたが悪いんですが!?




 奏太さんは私を引っ張って、




 倉庫の奥へと突き進んでいく。





 横目で見えたんだけど



 龍太さんと瑛太さんがお酒をがぶ飲みしていた。





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