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どうしてもレビューを書きたくて もう一度読んでしまいました(笑) 切なくて悲しくて苦しくてそんな感情が多く伝わる物語でした。 だけど最後に残ったものは温かさ。 主人公のその純粋な心に圧倒されました。 最後はハッピーエンドとなるものの けして、幸せだけを感じで生きてきたのなら こんなにも沢山の人を救えなかったと思いました。 悲しみを知っているから人を笑顔にできて 深い寂しさを知っているから人を温かく包み込めて どうしようもない辛さを知っているから 誰よりも強くなれて 失ったものが沢山あるから 大切な人を人一倍大切にすることができる。 幸せだで生きていたら きっと人を幸せにはできない。 悲しみや寂しさなど沢山知っているから 人は温かく誰かを大切にできる ことをあらためて感じた作品でした。
『本の世界』に行ってみたい。そんな風に思ったことはありませんか? 幸せな結末を迎えるはずだった世界が、〈黒の結末〉に塗り替えられてしまう。 そんな結末を変える為に『本の世界』へとトリップする主人公。 誰もが一度は『本の世界』の王子様に憧れを抱くのではないでしょうか。 そんな王子様が目の前にいて、触れてお話もできる。 しかし、王子様はお姫様と結ばれ幸せな結末を迎える…それがこの本の世界。 大切な『本の世界』と『王子様』のため、〈白の結末〉へ導くため頑張る主人公を応援したくなると同時に、自分はこの世界の住人ではない、と心苦しむ姿には切なくなります。 とにかく主人公の鈴奈ちゃんが、とても可愛く純心な子で、見守っていてあげたくなります。 どうか貴方もこの物語の結末を見届けて下さい。
すごいですっ! 本を読んでいて鳥肌がとまらなかったのは この本がはじめてです! これからも涙鳴さんの作品に期待しています! お身体に気をつけてくださいね〜!