続*幼なじみは俺様アイドル



「あん——「私は内田紗菜だよ!」」


緒方君、いつまで私のこと”あんた”呼びするのか分かんないから今のうちに。


「……なに?紗菜って呼んでほしいの?」


「いやっ、そうとは言ってないけど…ちゃんと名前あるし…」


「じゃあ、いいじゃん…めんどくさ」


…だから、いちいち言葉が鋭いんだよ!


私は大きなダメージを負った。


「…………ねむ」


そう言ってまた寝てしまった緒方君。


< 13 / 385 >

この作品をシェア

pagetop