君の隣で
私は遅刻はまぬがれたかったから全力疾走した

たてえ髪がボサボサだとしても遅刻して先生に怒られるよりはマシだった

「あ゙!!!かばん閉めてない!!」

中学校に指定されているかばんを閉め忘れて風でパタパタしている


(パタパタしてうざいなぁ…)


私は一旦止まってかばんを閉めることにした

その時風が吹いた

「ッ…!!」


私の中で時が止まった

ほんとに一瞬だけだった
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