千年かけて恋をしました





『あっ。あのっ。』

先に口を開いたのは

久道様で

『じゃあ もしかして

 あなた様は貴族の方・・・?』

『はい・・・。

 如月 桜姫と申します。』

『こっ・・・これはっ・・・

 誠に失礼いたしました!

 わっ。私は本当に

 無礼な真似をしてしまいっ

 えっとっっそのっ・・・』

あまりにも焦っていらっしゃる様子に

失礼ながら笑いが

こみ上げてきてしまって

私は くすくすと笑ってしまいました。




< 61 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop