俺は今日も自転車の君に恋をする
「いや、でも、あたし重いしっ、それに大変じゃ…」
「足くじいておいてそんな気つかわないでくださいよ。男なんで力ぐらいありますよ」
「うぅ…だけど…」
亜紀先輩、かわいすぎっす。
俺は立ち上がって亜紀先輩の前で立ち止まった。
「乗れっていってるんです。こんなときぐらい甘えてください」
ね?というふうに亜紀先輩の目線にあわせてかかんでみた。
「うぅー…。じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」
亜紀先輩は顔を真っ赤にした。