俺は今日も自転車の君に恋をする






「じゃあ、はい」




俺はまたしゃがんだ。





そしたら、亜紀先輩が乗った。





「お、お願いします…」





ぼそっと亜紀先輩が言った。





もう、かわいすぎです。





俺は亜紀先輩をおんぶしながら歩きはじめた。






「はい。お願いされますっ」






そんなことをいいつつも、亜紀先輩と密着してるし、亜紀先輩のにおいがしたりして、もうドキドキしっぱなし。







< 105 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop