俺は今日も自転車の君に恋をする




「みな。そろそろ戻らないと先生がくると思う」




「なんでですか?」




「あたしが1年のときも去年もそうだったから」




「あ、この噂で?」




「そうそう。その噂を聞いてさっき思い出した」




「じゃあ帰りますか」




「おー。しゅっぱーつしんこーう」




おー、のときに高々と手をあげた亜紀先輩。






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