俺は今日も自転車の君に恋をする




俺は逃げようとするけどみっちゃんが俺の腕を掴んで、アレを俺の傷口にぶっかけた。




「だぁぁあ!!!いってー!!!」




「高校生が消毒液ぐらいでそんな大声をあげないのー」




そう。みっちゃんは俺の傷口に消毒液をぶっかけたのだ。




普通、ガーゼ?とか綿のやつにしみこませてからやるもんじゃないの?




「みっちゃんって絶対O型でしょ…」




「残念ながらA型よ」




「保健の先生がこんな大ざっぱな治療しない!!」




「はい。これでおしまい」




そう言ってみっちゃんは俺の腕を軽くたたいた。




いてぇし…。




あ、いつのまにか包帯が巻かれていた。




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