俺は今日も自転車の君に恋をする




俺が不思議に思っていると、陽太が




「イケメンが爽やかなサッカーをしたら、女にとってはいい見物なんじゃね?」




「あぁ、そっか。陽太がイケメンだからなー」




「いや、お前もだっつの」




「いやいや、俺はないから」




「まだ無自覚なのかよ…」




「?」




俺がわけわからんって顔をしたら陽太は「お前の鈍さには呆れる」って言って前を向いてしまった。




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