俺は今日も自転車の君に恋をする
「あ、じゃあもう行きますね!」
「はーい」
亜紀先輩に見送られて、俺と陽太はグランドにでた。
「陽太、笑いすぎだっつの」
「しょーがねぇじゃん!あはは!!」
っていいながらもいまだに笑っている陽太。
「なんだよ?」
「おまえ、噛みすぎだし!」
「うるせー」
「ま、これからエースとしてがんばれよ?」
「エースなんて、陽太のほうがあってんじゃん」
「いや、サッカーは湊のほうがうまいとおもうけど」
「っ…照れ(笑)」
「自分でゆーな」