俺は今日も自転車の君に恋をする






……やめた。




変な詮索をするのは。




陽太と亜紀先輩のなかになにかあっても俺はそれを知る権利はない。






「そっか!あ、ロッジついた!」



「おー。意外とでかいしきれいだ」



「陽太、それ失礼」



「へいへい」





ロッジの中に入るとよっしーが。




「これ部屋の番号と鍵な。お前ら相部屋な」





「陽太、相部屋だってー!」



「まじかよ…」



「なんで残念がってんだよ!」



「べっつにー」








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