俺は今日も自転車の君に恋をする






「おい、湊!亜紀がすk「はーい、陽太くん。なにを言おうとしたのかな?」




陽太め…。




今『亜紀が好き』とか言おうとしてないよね?




てきな目線で陽太を見てみると、陽太はニヤッと笑った。





「湊、教えてくれないと亜紀に言っちゃうよ?」





小声でこそっと亜紀先輩に聞こえないように言ってきた。





ドS陽太……。




忘れてた。





「チッ…。陽太卑怯だぞ」



「えー?聞こえなーい」



「このドSが」



「褒め言葉をありがとう」



「ほめてねーし」






…またこの会話か。





< 86 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop