secret name ~猫と私~
アルコールを摂取した後は、熱いシャワーを浴びて、水か麦茶を飲む。
バスルームでメイクをきちんと落とし、シャワーの温度をいつもより2度ほど上げる。
熱いお湯が、疲れた体に染みていく。
シャンプーのボトルが空になりそうだ。
髪が長めだからか、必ずトリートメントのほうが先に無くなるで、そちらの補充は怠らないのだが。
いつもの場所に在庫はあっただろうか。
こんなことで、セッテの居ない寂しさから目を背ける。
バスルームを出て、ルームウェアに着替え、髪を乾かしてからリビングに戻った。
そのままミネラルウォーターを出そうと、キッチン冷蔵庫を開ける。
「・・・っ!」
冷蔵庫のライトに照らされ並ぶ、調味料。
先日買ったビールの横に、置手紙。
“ あんま飲み過ぎると、体に悪いで 7 ”
たった一言、それだけのメモ。
佳乃は目的の物も出さず、メモだけ取って冷蔵庫を閉め、その場にうずくまった。
バスルームでメイクをきちんと落とし、シャワーの温度をいつもより2度ほど上げる。
熱いお湯が、疲れた体に染みていく。
シャンプーのボトルが空になりそうだ。
髪が長めだからか、必ずトリートメントのほうが先に無くなるで、そちらの補充は怠らないのだが。
いつもの場所に在庫はあっただろうか。
こんなことで、セッテの居ない寂しさから目を背ける。
バスルームを出て、ルームウェアに着替え、髪を乾かしてからリビングに戻った。
そのままミネラルウォーターを出そうと、キッチン冷蔵庫を開ける。
「・・・っ!」
冷蔵庫のライトに照らされ並ぶ、調味料。
先日買ったビールの横に、置手紙。
“ あんま飲み過ぎると、体に悪いで 7 ”
たった一言、それだけのメモ。
佳乃は目的の物も出さず、メモだけ取って冷蔵庫を閉め、その場にうずくまった。