secret name ~猫と私~
「三上君・・・三上真也君。」
ようやく呼べた名前。
「7なのに、三上って・・・ウケ狙いなら笑えんだら。」
『や、別に、関西人やからって、なんもかんもウケ狙っとるわけちゃうで。』
「もっと早く呼びたかったじゃんか・・・馬鹿。」
『馬鹿はアカンやろ。せめてアホにしといたって。』
「幸せに・・・なりんね。」
『当たり前やん。ジブンも、はよ方言を可愛い言うてくれる彼氏、見つけや。』