背中を合わせて【完】
「嫌だったらここでおとなしく座ってて。で、何飲むの?」



渋々承諾した未夜はベンチに座って飲み物を考える。



「じゃぁ、お茶で。」


「オッケー。ちょっと待ってて。」



小走りで公園を出ると、すぐに飲み物を両手に持って戻ってきた。


その間に未夜はポケットから小銭入れを出して300円を取り出す。



「はいどーぞ!」



お茶を未夜に渡すと、零は隣に座って炭酸飲料を飲んだ。



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