背中を合わせて【完】
そんなかりんの顔を見て少し安心した零は、立ち上がって帰るよと告げた。




「そうだよな。寝る時間なくなるもんな。」



時計を見ながら圭がちょっと焦る。


圭の心配をよそに、いつものように平気で答える零。



「大丈夫だよ。朝も仮眠とったし。」



圭の家をでる零を圭とかりんが見送る。



「じゃあな。ちゃんと学校行けよ。」



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