背中を合わせて【完】
駅へと歩いていく零の後ろ姿をみて、かりんが零を呼び止めた。



「レイレイ!!私、これからはもっと圭を困らせてみる!だからレイレイはちゃんと身体に気をつけてね。」



零は返事をする代わりにピースサインをした手と笑った顔を見せた。


少しスッキリした気がするかりん。


でも、隣にいた圭は何のこと?と頭をかしげる。



「レイレイと私だけの秘密なのっ!」



かりんは圭に笑いかけると、思いっきり抱きついた。





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