背中を合わせて【完】
「店員って何人いた?」


「ホールを担当する若い子と厨房を担当する中年の女性だけでまわしてるみたいだよ。」


「その若い女の印象は?」


「ん?えーっと。話した感じだとすごい気さくな感じかなー。多分アルバイトだと思うけど、テキパキとしてて仕事が出来る子だね!」



彼女の話した感じを知らない圭は零の言葉から想像することしか出来なかった。



「その店員、今日零に話そうと思ってた女だよ。」


「え?さっきの店員の子知り合いなの?」



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