背中を合わせて【完】
「お前すっぽかすなよー。ほれ、明日までに提出しろって。」



圭に担任から受け取った紙を渡す。


圭はその紙に目を通すこともなく鞄に突っ込んだ。



「零帰るぞ。うち寄ってけ。」


「一回家帰ってから圭の家に行くよ。」


「じゃぁ零の家の前で待ってる。」


「時間かかるかもよ?」


「いいよ。」



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