背中を合わせて【完】
零がこの家に頻繁に遊びにくるようになってから、圭の母親に料理を教え込まれた零。


よくこうやってご飯作りを手伝わされる。


圭の母が仕事の帰りが遅い日は、ご飯作ってツインズに食べさせろと頼まれることも。


圭の母曰く、圭は料理をする素質がないが、零には料理の素質があるそうだ。


圭は双子の弟の面倒を慣れたように見ていた。


夕食は5人で食べて双子を寝かせつける。


圭の母におやすみと伝えると、圭の部屋に零と籠る。



「親と話ついたのか?」


「ああ。俺高校行かないで働くよ。」


「えっ?高校いかねーの?」


「うん。」
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