背中を合わせて【完】

誰もいないこの時間は、とても静か過ぎていろいろ考える。


でも、とても気持ちのいい時間だった。


仲のいい友達にも、両親にさえも教えていない。


完全にひとりだけの時間。





でも…
いつもと違う声が後ろから聞こえた。



「おはよう」



後ろを振り向いても人は見当たらない。


その一言でいつもと違う日々が始まる...
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