背中を合わせて【完】
もうすぐ夏休み。


高校3年の未夜たちの学年はみんな進路によって忙しい日々を送っていた。


就職希望は学校に届く求人を探し、進学希望は勉強したり学校見学へ。


メイクの専門学校に行くと行っていた凛も学校選びで毎日資料を集めていた。



「未夜。今日の放課後ネットで専門学校の資料プリントするから、今度学校見学一緒に行ってくれる?」


「いいよ。早めに日にち教えてくれれば空けとくから。」


「じゃぁ放課後、学校見学の日にちも調べるからスケジュール調整しよう。見学行きたい学校が3つあるんだ。」



「わかった。放課後教室で待ってるね。」



昼休みに凛と未夜は約束した。


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