背中を合わせて【完】
ちゃんと零の目的をわかった上で行動しないと、いつまでもイタチごっこのままだ。
未夜は家に着くまでの時間を稼ぐために自転車を押して歩くことにした。
「どうしたの?」
急に自転車から降りて歩き始めた未夜の隣に零が走り込んでくる。
「私は正直、なんであんたが私に関わってくるのかがさっぱりわかんない。」
「そうだよね。」
「しかも最初はストーカーじゃないかとも思ったし、今だってそんなに信用出来ないよ。」
「え!?そんなこと思ってたの?それはさすがにショックー。」
「だから家にきなよって言われても、簡単に男の家に行くなんて無防備な行動はできないの。」
「なるほどねー。」
未夜は家に着くまでの時間を稼ぐために自転車を押して歩くことにした。
「どうしたの?」
急に自転車から降りて歩き始めた未夜の隣に零が走り込んでくる。
「私は正直、なんであんたが私に関わってくるのかがさっぱりわかんない。」
「そうだよね。」
「しかも最初はストーカーじゃないかとも思ったし、今だってそんなに信用出来ないよ。」
「え!?そんなこと思ってたの?それはさすがにショックー。」
「だから家にきなよって言われても、簡単に男の家に行くなんて無防備な行動はできないの。」
「なるほどねー。」