背中を合わせて【完】
実は最初に未夜があの公園にいるのを見つけたのは、圭だということ。


コーヒーショップでバイトをしている未夜を見つけたのも、圭だということ。


そのコーヒーショップに零が何度もコーヒーを買いに行って、未夜と話をしたこと。


その後に、圭のクラスメイトだって知ったこと。


圭が未夜のことを気になっていたから、零が毎朝公園に行くようになったこと。


零は思い出したことからぽつりぽつりと話してくれた。


未夜はそんな零の話をうんと頷きながら聞いていた。
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