背中を合わせて【完】
そんな未夜の気持ちを悟ってか、零が圭へのフォローの言葉を入れる。
「それでも、圭はいっぱい悩んだんだよ。圭が今の彼女に告白されたのは前の彼女と別れてすぐだったからね。前の彼女の対しても別れを告げて苦しんでたし、未夜への気持ちもいくら考えても答えは出なかったみたいだから。」
余計未夜の頭の中がぐちゃぐちゃになってきた。
丁度携帯のアラーム音が耳に入ってきて、無意識にうるさいアラームを止める。
(なんで私の存在が、荒川と前の彼女を別れさせることになったわけ?それで別れたんだったら、今の彼女に告白されて付き合ったら結局は一緒じゃない。荒川自身の気持ちは何も変わってないのに...。)
「それでも、圭はいっぱい悩んだんだよ。圭が今の彼女に告白されたのは前の彼女と別れてすぐだったからね。前の彼女の対しても別れを告げて苦しんでたし、未夜への気持ちもいくら考えても答えは出なかったみたいだから。」
余計未夜の頭の中がぐちゃぐちゃになってきた。
丁度携帯のアラーム音が耳に入ってきて、無意識にうるさいアラームを止める。
(なんで私の存在が、荒川と前の彼女を別れさせることになったわけ?それで別れたんだったら、今の彼女に告白されて付き合ったら結局は一緒じゃない。荒川自身の気持ちは何も変わってないのに...。)