背中を合わせて【完】
仲が良くてお似合いカップルだとかみんなが話しているけれど、やっぱり当人同士ではすれ違いやら嫉妬心やらいろいろとあるよう。
その凛の愚痴や相談をいつも聞いているのが、凛と一番仲のいい未夜だった。
その愚痴や相談を聞いて未夜はいつも思うことがある。
それは、結局なんだかんだ言っても2人はお互いを想っていて、とても仲がいいということ。
未夜には今彼氏や好きな人がいるわけではなかったから、2人を見ていると微笑ましかった。
「詳しいことは昼休みに聞くよ。1限目移動でしょ?」
今日の1限目は理科室に移動だった。
凛の席とは遠い、窓側の一番後ろの未夜の机まで行くと鞄を机の横に引っ掛ける。
鞄から教科書とノートと筆箱を取り出すと、2人は教室を出た。
その凛の愚痴や相談をいつも聞いているのが、凛と一番仲のいい未夜だった。
その愚痴や相談を聞いて未夜はいつも思うことがある。
それは、結局なんだかんだ言っても2人はお互いを想っていて、とても仲がいいということ。
未夜には今彼氏や好きな人がいるわけではなかったから、2人を見ていると微笑ましかった。
「詳しいことは昼休みに聞くよ。1限目移動でしょ?」
今日の1限目は理科室に移動だった。
凛の席とは遠い、窓側の一番後ろの未夜の机まで行くと鞄を机の横に引っ掛ける。
鞄から教科書とノートと筆箱を取り出すと、2人は教室を出た。