背中を合わせて【完】
「ちょっと待ってよ!華の女子高生が、高校生活で恋してないってどういうこと?」


「そんなに驚くことはないでしょ。しかも台詞がオヤジ臭いし。」



冷たい視線を零に送る未夜のために、何か出来ないかと考え込む零。



「じゃぁさ恋はしょうがないとしても、夏休みの思い出だけでも盛大に作ろうよ!!」


「どうやって?」


「みんなでバーベキューしよう!」



零の思いつき発言。


でも今までバーベキューをしたことがなかった未夜は嬉しかった。



「バーベキューいいね!で、メンバーは?」

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