背中を合わせて【完】
「とりあえず、未夜と俺と圭でしょ。あと、未夜の友達カップルも呼ぼうよ!そうなると、圭の彼女も呼ぼうかなー。」



圭の彼女。


未夜はその言葉に少し反応してしまった。


メンバーの中で唯一知らない人ってこともあるけど、圭の彼女ってどんな人なんだろうっていう興味。


むしろ、圭が彼女とどうやって接してるかの方が気になった。



「この6人だったら、知ってる人も知らない人もみんないて平等でしょ?」


「そうだね。友達にも予定聞いてみるよ。いつ頃にする?」


「俺、今月のシフトは大体出ちゃってるから、来月がいいなー。」



それの意見は、バイトをしている未夜も同じだった。
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