背中を合わせて【完】
「なになに?また凛が俺の悪口でも言ってんの?」
ひょっこりと顔を出したのは隣のクラスの祐紀(ゆうき)だった。
祐紀は凛の彼氏で、さっきの未夜と凛の会話の中で『ゆうくん』と呼ばれていた人物。
まさに話題に上がっていた張本人だ。
「違うよ。凛から今ゆうくんののろけを聞いてたところ。」
未夜が何事もなかったかのように発した言葉に凛は心から感謝する。
(未夜ありがと〜!でも、のろけじゃない理由にしてよねー!!)
のろけという理由に凛は頬を染めながらも必死に言い訳をした。
ひょっこりと顔を出したのは隣のクラスの祐紀(ゆうき)だった。
祐紀は凛の彼氏で、さっきの未夜と凛の会話の中で『ゆうくん』と呼ばれていた人物。
まさに話題に上がっていた張本人だ。
「違うよ。凛から今ゆうくんののろけを聞いてたところ。」
未夜が何事もなかったかのように発した言葉に凛は心から感謝する。
(未夜ありがと〜!でも、のろけじゃない理由にしてよねー!!)
のろけという理由に凛は頬を染めながらも必死に言い訳をした。