背中を合わせて【完】
「まぁネコちゃんも何かと忙しいからね、また今度誘うよ。」



楽しんできてねと2人に告げると、祐紀はそのまま隣のクラスへと帰っていった。


やっと落ち着いてお弁当を食べ始める2人。


再び祐紀の誘ったカラオケの話題になった。



「そうだ!私今日はあんまりお金ないんだよね。朝電車の定期券の更新料金はらっちゃったからさー。カラオケの割引券ってどのくらい安くなるんだろう?」


「半額にはならないんじゃない?」


「そうだよね。ゆうくんにちゃんと聞いてみよう。」


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