背中を合わせて【完】
「このまま泊まってく?」
普通だったらここで更に顔が赤く染まって、心臓の鼓動が早まるだろうけど、変に冷静になれた。
熱はないか...と、未夜はとっさに零のおでこに手を当てる。
「ひどいなぁ、もう。」
そう言って零が笑うから、未夜もさっきの言葉を聞き流した。
「明日の朝もここにくるよ。零は家で寝てていいからね。」
「オッケー。じゃぁ家まで送るよ。」
「いいよ。病み上りはちゃんと寝てなきゃ。」
零はいいからと言って聞かなかった。
結局零が家まで送ってくれることになって、零の家を出ると当然のように未夜の手を取る。
手を引かれながら歩いてると、未夜の心臓の鼓動はやっぱりいつもより早い。
平然を装いながら、未夜は気になっていることを零に聞いてみた。
普通だったらここで更に顔が赤く染まって、心臓の鼓動が早まるだろうけど、変に冷静になれた。
熱はないか...と、未夜はとっさに零のおでこに手を当てる。
「ひどいなぁ、もう。」
そう言って零が笑うから、未夜もさっきの言葉を聞き流した。
「明日の朝もここにくるよ。零は家で寝てていいからね。」
「オッケー。じゃぁ家まで送るよ。」
「いいよ。病み上りはちゃんと寝てなきゃ。」
零はいいからと言って聞かなかった。
結局零が家まで送ってくれることになって、零の家を出ると当然のように未夜の手を取る。
手を引かれながら歩いてると、未夜の心臓の鼓動はやっぱりいつもより早い。
平然を装いながら、未夜は気になっていることを零に聞いてみた。