背中を合わせて【完】
いつまで経っても2人は初々しいままだ。



「デジカメ持ってきたわよ。祐紀くんも未夜ちゃんも入って3人で撮りましょ!」



凛のお母さんにたくさん写真を撮ってもらった。


その後に祐紀がデジカメを受け取って女3人でも写真を撮って、撮影会は終了。



「本当にありがとうございました。」


「どういたしまして。楽しんできてね。」



あっという間に時間が過ぎて、凛のお母さんにお礼を言うと、凛と祐紀と未夜の3人は電車に乗った。


零と待ち合わせしてる駅で未夜だけが降りて、凛と祐紀は一足先にお祭りに向かう。



「あとで話いっぱい聞かせてね!ついでに告っちゃえー!」



未夜が電車を降りるとき、凛はこっそり未夜にそう告げた。
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