背中を合わせて【完】
なんだかぎこちない空気を感じる未夜。
圭はそんなこと感じていないようだ。
「零から話聞いた。」
チクッっと心が痛む。
その話はきっと零に告白したのにふられたということだろうから。
「俺の話も零から聞いてるだろ?」
(荒川の話...?)
それは荒川の何の話だろうと、首を傾げていたら圭が説明してくれた。
圭はそんなこと感じていないようだ。
「零から話聞いた。」
チクッっと心が痛む。
その話はきっと零に告白したのにふられたということだろうから。
「俺の話も零から聞いてるだろ?」
(荒川の話...?)
それは荒川の何の話だろうと、首を傾げていたら圭が説明してくれた。