背中を合わせて【完】
「いやいや、悪くないなって悪いでしょうよ!不法侵入だよ!?防犯カメラとかあるじゃん。」


「大丈夫だって。祝日って言ってもうちの学校のことだから、部活で登校する生徒とか仕事しにくる先生はいるんだから。屋上の鍵さえ手に入れば、屋上は使いたい放題だよ!」



圭ならまだしも、凛はいつからこんなやんちゃな発想をするようになったのかと、未夜は唖然と凛を見つめた。



「屋上の鍵なら俺がなんとかする。」



もう未夜には止められなかった。


そのまま何も言えずにこの日は解散して後日また話合うことで終わる。
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