背中を合わせて【完】
「凛ちゃんもいろいろとありがとね。」



未夜に言葉をかけると思っていた凛は、不意打ちに自分にかけられた言葉に驚いてすぐに返事が出来なかった。



「....え?あ、いや、全然大丈夫!」



凛の様子に未夜と零は2人で笑う。



「じゃ、ちょっくらいってきます!」



陽気な零の言葉に、零のいつもの姿が重なる。



「いってらっしゃい。」



未夜も笑顔で見送ることが出来た。
< 431 / 459 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop