背中を合わせて【完】
*****

空港につくと、知っている面々が揃っていた。



「レイレイがいなくなったら淋しいよ〜。」


「お土産頼んだぞ!!」


「手紙でもメールでもなんでもいいから連絡ちょうだいよ!」


「日本に帰ってきたら、みんなでパーティーしようなっ。」


「いっぱいいろんな写真撮って、いっぱい話聞かせてね。」


「身体に気をつけろよ。」


「ちゃんと食わないともやしになっちまうぞ!」



思い思いに声をかけてくれる友達。


零は日本には大切なものがたくさんあることを実感する。


再びみんなで話せる日を迎えるためにも、元気な姿で日本に帰ってくることを誓った。


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