背中を合わせて【完】
前進の日々
零が日本を発ってからも、未夜は変わらず朝の公園でギターを片手に歌う日々を送っていた。
今度はひとりでも多くの人に聞いてもらうために、自信を付けたいから。
零に伝えたくて練習した短い歌も、ちゃんと作り直してまた零に改めて聞いてほしい。
小さいながらも未夜の中でどんどん夢や目標が出来て、毎日があっという間に過ぎて行った。
同じ頃、凛は目指していた学校に無事入学が決まって、早くも未夜に伝えようと放課後のお茶に誘う。
「未夜が前にバイトしてたコーヒーショップに行こうよ!私あそこのオニオングラタンスープが大好きなのっ!!」
「いいよ。凛が誘ったんだから、どこでも好きなとこに付き合うよ。それに私もしばらく行ってなかったし。」
今度はひとりでも多くの人に聞いてもらうために、自信を付けたいから。
零に伝えたくて練習した短い歌も、ちゃんと作り直してまた零に改めて聞いてほしい。
小さいながらも未夜の中でどんどん夢や目標が出来て、毎日があっという間に過ぎて行った。
同じ頃、凛は目指していた学校に無事入学が決まって、早くも未夜に伝えようと放課後のお茶に誘う。
「未夜が前にバイトしてたコーヒーショップに行こうよ!私あそこのオニオングラタンスープが大好きなのっ!!」
「いいよ。凛が誘ったんだから、どこでも好きなとこに付き合うよ。それに私もしばらく行ってなかったし。」