背中を合わせて【完】
毎日大変でくたくたになって帰宅するけど、仕事が楽しくてしょうがなかった。


仕事が夜ないときはお父さんの知り合いの方が経営しているミュージックバーで歌わせてもらう。


お客さんとの距離が近いから、常連さんとも初めて会う人ともすぐに仲良くなる。


他のミュージシャンの人とも仲良くなって、いろいろなイベントにも参加しないかと話をくれた。


とても居心地のいい空間。


楽しいながらも忙しく、充実した日々。


それでも毎朝早朝には公園に行って歌うことだけは続けていた。
< 451 / 459 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop