夢みて何が悪い!
『やだ、俺気に入ったもん』
『な、あんたね 』
『美紗ー…大丈夫だよ友達なら』
ぢゃないと
しつこいよこの人きっと。
美紗は納得してない表情だったけど
この場から早く抜け出す為に私は
そう言って宜しくねとそう言った。
『ほんと?じゃあ今日一緒に帰ろっか、終わったら校門でねぢゃあねー』
そう言い残し
風のように去って行く。
やっとどっか行ったよー
ってあれ?
『美紗ー…私なんか約束しちゃいましたか?』
『うん。そりゃ強引に』
『ど、どーしよー』
今になって後悔……
宜しくなんて言わなきゃよかったよー。
『だぁから柚乃は甘いんだって』
『ていうか、名前も知らないよ私…』