夢みて何が悪い!



『ひとつ目、ちっこいから』


キョトンとする柚乃。

まぁ見た目だもんな。


『二つ目、なんかちょこちょこして落ち着きな いから』


可愛くて抱きしめるの我慢してんだぞ?


『三つ目、目がクリクリしてっから』


これは最初思ったこと。



フッと笑う柚乃。




『笑うなよ…最後…一回しかいわない。』


あー恥ずかしい。

こんなこと、絶対言わねーのに。





『ちっこいし傷つきやすい、守ってやりたくな るくらい可愛いくて仕方ないから』



どうだ。


これでわかっただろ
俺の気持ち。



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