夢みて何が悪い!
私にデートをしろと指示。
『無理だよー』
『無理?なら諦めな!あんたじゃ無理よ』
う、相変わらずキツい。
でもさ、でも…
断られたら悲しいじゃん
寝込むよ私?
『……諦めたく…ないけど』
『なら行動!先輩からとかいつになるかわかんないからね!むしろ無いかもじゃん』
無いかもって……
そんな怖い一言やめてよー。
『はい。今日放課後で決まり。言いなよ』
え?今日言うの?
びっくりした私は
バッと顔をあげ美紗を仰視。
美紗はニッコリ笑って
残りのお弁当を食べ始める。
はぁー…
私って、奥手なんだろなー
美紗からしたらさぁ。
だけど、
恐怖の方が上回って
なかなか行動できない。
周りの女の人達も怖いし。