夢みて何が悪い!


『あ、日曜日デートの前に私の家によりなさい』


『デートって、でもなんで?』


『いいの。わかった?』



ビシッと指を私に向け
不適に微笑む。


半ば強引に決められ
次の日に蓮斗と待ち合わせ場所や
待ち合わせの時間を決めて



今、美紗の家に向かってる私。



『可愛い服持ってきてなんて言ってたけど、どーするのかな』


美紗の家の前で呟きながら
チャイムをおして
美紗が出てくるのを待つ。


カヂャ

『はぃはーい』


元気よくでてくる美紗。

早くと急かされて美紗の
部屋に入る私。



『持ってきた?見せて』


私は持ってきた服を広げ
美紗の反応を待つ。


んーと顔をしかめながら


『ちょっと責めるのもありよねー』


なんて呟いてる。


『美紗?』


『よし、』


そう言うと立ち上がり
クローゼットの中を開け、
服をだしはじめた。

なにするんだろ。

なんて見守ってると


『はい』


と渡された服。
着替えてと強引に着替えさせられ
鏡の前に立たされる。














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