夢みて何が悪い!
『蓮斗?』
急いであとを追って横に並ぶ。
『バーカ』
私を見ながら顔を少し隠す蓮斗。
なんだ、怒ってたわけじゃないんだ
だって、顔赤いもん。
蓮斗も照れたりするんだ。
『なんだよ』
『ううん。どこ行く?』
最初の緊張してたのが
どっか行っちゃったみたい。
せっかく会えてるんだもん
楽しまなきゃだよね。
そう思ったんだけど、、
『れ、蓮斗?ねぇ、やめない?』
『いまさら無理無理』
ニッコリ不適に笑う蓮斗
の袖を持ちながらビクビクする私。
『はーい、次のかたどーぞ』
そうよばれ、目の前の
いかにも怖い感じの幕があく。
中からはキャーとか
叫び声が聞こえてきて今にも
倒れそう。