夢みて何が悪い!
駄目だな。
私、この人に本気だ。
今までとは違う。
振られるのが怖いし 簡単に告白
なんて無理だし
些細なことで悩んでしまう。
きっと、好きをやめられない。
『て、ことで私の早とちりでした』
『ほら言ったじゃない!』
遅れて着いた学校で
お昼休みに美紗に全部話した私
『だってー…』
『でも先輩も知っててしたなんてね。結構やるわね。』
『うん、ひどぃよ~』
言ってくれてたら
こんなことにならなかったのにさ…
『でも柚乃も駄目。』
ビシッと指を指されて
言われた私。
わ、わかってるけどさ…
『あ、聞いたの?小動物の件』
あ、
『あんたバカ?ついでに聞くチャンスでしょーが』
『忘れてた…』