夢みて何が悪い!






『はぁ、あんたはやっぱり最後まで私の手助けが必要ね。』


『え?』


『昼休み、そうね、美術室の横につかわれてない教室があったわね、そこで待ってなさい。』


ふふん。

と口角をあげてにやっと不適な
笑みを浮かべる。


『そして告白しなさい』


『む、無理だよ!』


『いつまでもそのままなら、私が伝えてあげますけどそれでも?』


う、
それは嫌だな…


でもはずかしいし怖いし。


それでも強引に話を進めて
強引に納得させられてしまった私。


押しに弱い。


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