Un chat du bonheur
「ダメ…かな?」

「ダメじゃない…私も、そうなったらいいなって思うよ…」

涙声になってしまったけれど、笑顔でレアは答えた。
嬉しそうに笑うリュックは、やはりレアには少しだけ眩しかった。
それでも、彼の腕の中で嬉しそうに鳴いているフェリクスや、リュックの暖かさに振れる度に思う。




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