誠と私。
さらに現状を伝えるなら。

女子は金髪で、とっても色白の容姿端麗とかなんとか(でるとこもですぎていて、へこむとこもへこんでいる)。

服装は紫の着物だけど…何故か太股を表にしている。

後、黒い長い足袋?みたいなのをはいている。


…全てを纏めて、
取り合えず異端だ。


「こいつは…外人か?」


僕より一言で纏めただろう、副長の土方さんが困ったように視線をさ迷わせる。

…確かに、どこに視線を置こうか迷う格好だ。


「外人ねぇ?…つうか、顔は幼いくせに…なぁ」

「だよね新八さん…」


永倉さんがヒソッと隣にいた平助君に耳打ちをする。

が、まる聞こえなのは、本人達は分からないらしい。


「確かに年齢は区別が付きそうにないです」


土方さんの隣にいた総長の山南さんは、土方さんの問いには肯定も否定しなかった。

山南さんは頭がきれる人だから、何かあるんだろうけど。


「何でも、敵と見なして良いんですよね?」
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